赤や黄色やオレンジ色のカラフルな野菜・パプリカ。
イタリアン料理などに使われることが多く、色鮮やかで艶々と光っていて、なぜかピーマンよりもおいしく見えてしまうのはなぜなのでしょうか。
パプリカは唐辛子の仲間
ピーマンと形がまったく同じなのでパプリカはピーマンの種類の一つと思われですが、実はパプリカは唐辛子の栽培品種です。
肉厚で甘みがあり、栄養価も豊富な満点野菜と言えるでしょう~。
しかしパプリカを料理しようとしたときにちょっと気になるのが、生で食べられるのどうかについて。
やはり火を通した方がよいのでしょうか。
サラダには使えるのでしょうか。
生で食べれる場合、栄養価も変わってくるのでしょうか。
ということで、今回は、このパプリカの栄養や食べ方について紹介していきます。
パプリカに含まれる栄養について
パプリカの主な栄養は何と言ってもビタミン。
免疫力の向上や美肌効果が期待できるビタミンC。また、そのビタミンCを壊れにくくし、抗酸化作用を高めてくれる効果のあるビタミンP。
エイジング効果が期待されている、ビタミンEなどが豊富に含まれています。パプリカに含まれる栄養である、ビタミンC、ビタミンP、ビタミンE、その他にも赤パプリカのカプサイシンや、オレンジパプリカのカロテンなど実にさまざまな栄養素が摂取できるのがパプリカなのです。
水に溶ける水溶性のビタミンに注意
しかし、注意したい点が、これらのビタミンCは水溶性のものです。ですので、水に溶けてしまう性質があるため、茹でたりすると栄養価が失われてしまうことがあります。
そうすると、パプリカの栄養を損なわずに摂取する一番いい方法は生食だと言えます。
ビタミンCは水にさらしただけでも逃げてしまうものなので、サラダ用に切った後、長時間水にさらすのも注意が必要です。
ということで、次はパプリカの食べ方についてみてみましょう。
生 パプリカのおすすめレシピ
ここではパプリカを生食で食べる時のレシピをいくつか紹介します。
フルーツサラダ
1.
赤、黄、オレンジのパプリカを縦に細切りにし、皮を剥いたグレープフルーツ、キウイ、ミカンなどお好みの果物と合わせます。
2.
全体が混ざったところで上から、カッテージチーズをかければ出来上がりです。
そのまま食べればさっぱり召し上がれますし、お好みで蜂蜜やオリーブオイルをかけても美味しいですよ♪
サーモンのマリネ

1.
食べやすい大きさに切ったパプリカと、
細切りにした玉ねぎをボールに合わせます。
2.
そこにスモークサーモンを入れて、
- オリーブオイル
- 塩コショウ
- お酢
- レモン汁
を加えて混ぜ合わせます。
3.
全体に味が馴んだらイタリアンパセリを添えて完成です。
パプリカに含まれているカロテンは油と一緒に調理すると身体に摂取されやすくなる効果があるので、オリーブオイルを合わせるのはおすすめです。
サンドイッチ
1.
お好みのパプリカを細切りにし、玉ねぎと一緒にオリーブオイルでマリネにします。
2.
塩コショウで味を整えたら、フランスパンなどの大きめのバケッドに切れ込みを入れます。
3.
その中にマリネ、ハム、チーズなどを挟みます。
一人分に切り分ければ贅沢なサンドイッチの出来上がりです。お弁当にしてもいいですし、ちょっと豪華な休日のランチにもぴったりですよ。
パプリカは生食がおすすめ!
今回はパプリカの栄養とおすすめの食べ方について紹介しました。
パプリカはたくさんの料理に使われている食材なので、火を通したソテーや煮込み料理も数多くあります。
もちろん火を通した料理であっても美味しく頂くことができますが、栄養を逃さず摂取したいという場合は効率よくビタミン摂取できる、火を通さない調理法がおすすめです。
今回は以上です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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