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屋上菜園 徒然草 4月16日 (番外篇)

温暖化の影響でしょうか、まだ4月半ばですが、夏のような暑い日が続きます。今年の夏は屋上は相当暑くなりそうな予感がします。夏の一番厚い時は屋上の床面表面温度が50℃に達することもたびたびです。この輻射熱はきつく、頭がボーッとします。

3年間北千住ルミネの屋上菜園で野菜の栽培をしてきましたが、年々暑くなるような気がします。そんな訳でこれからは暑さ対策が欠かせません。

まず対策の第一は時間を決めて日陰で休みを取る
第二は午前中のまだ涼しい時間帯で作業する
第三は長袖を着て肌を太陽に晒さない

というところでしょうか。蛇足ですが睡眠不足の時は、作業はお休みした方が良さそうです。そしてオジサンたちは無理をしないで若い人に任せる、ということも勇気持って、見栄を捨ててやるべきかもしれません。いずれにしても今年の夏は、一人も熱射病にかかることが無いよう、気をつけて臨んで行きたいと思います。


さて話は変わりますが、以前「千の風になって」という歌が流行りました。

死んだ人が「私は死んでいない。千の風になって、光になって、鳥になって、星になって生きているあなたたちと一緒にいる」と、その思いを私たちに伝える歌でした。こういう歌を聞きますと大切な家族や友人を失った人たちは大きな慰めを受けます。とても流行った歌です。ある女性が美容院で、親しい美容師と一緒に「千の風になって」を歌った、あんなこと初めてだった、と言っていたことを思い出します。

次は最近聞いた話です。

これから天国に召されようとする母親と娘の会話です。

母 「天国はどんなところか、いろいろ聞いているけど、きっと素晴らしいところだと
   思うわ。どんなに素晴らしいところか、皆さんにお知らせするために、私は
   天国できれいなチラシをつくって、それを撒こうと思う。」

娘 「でもそれを地上に届けるのは、相当難しいんじゃない?」


母 「そのチラシはきっと桜の花びらになって届くから、桜の花びらが散っているときは、
   それだと思ってね。」
  
さて全国の小中学校で、この4月から、学習指導要領が改訂され、これまで以上に「体験型学習」が重視されるようになりました。まずは小学校1~2年生が、小学校入門期に学ぶ「生活科」が改訂されました。今度の改訂では生命に関する教育が重視されて、短期的ではなく、継続的な飼育、栽培体験に
重きが置かれ、野菜の栽培も入っているとのことです。

私たちは食事をする時「頂きます」と言います。何を頂くのか。何故頂くという言い方をするのでしょうか。
答えは言うまでもなく、他の生物の命を食べ物というかたちで頂き、私たちは命をつないでいる、という紛れもない事実です。
ある人が、子供たちにこの話をしたところ、子供たちは理屈ではなく直感的に分かったようだ、と言っていました。
各地で子供たちを対象とした「教育ファーム」の取り組みが始まっています。

屋上菜園でも子供たちが野菜と野菜が育つ環境をリアルに体で感じ、いろいろなことに気付き、発見していくこと、本物を体験することができたら素晴らしいことだと思います。リアルで継続的な経験、そこに食育の本来のあり方があるようにも思います。

地上の花は、野菜の花も含め、太陽に向かって、天に向かって咲きます。

人は何に向かって咲くのでしょうか。


「タンポポ魂」

踏みにじられても
食いちぎられても
死にもしない
枯れもしない
その根強さ
そしてつねに
太陽に向かって咲く
その明るさ
わたしはそれを
わたしの魂とする

坂村 真民

阿部

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