桜が満開の季節を迎えています。
皆さんはもうお花見はしましたか。
日経新聞土曜版の健康生活に「桜便りがやる気生む」との記事がありました。
「満開に咲き乱れる美しい桜の花を見ると、なぜかうれしくなるのはドパーミンの大量放出の効果だろう。ストレスの多い現代社会では、心を開いて自然の音や空気の流れ、風、光を感じることが大切だ。
気持ちのリフレッシュでドパーミンが適度に分泌され、暗くなりがちな気持ちを変えてくれる」

満開の時期になると街のあちらこちらに桜があることに驚かされます。やはり日本人は桜が好きなのですね。
多くの木はまず若葉がついてから花を咲かせますが、桜は逆で、まず花が咲いて、それから若葉が出てきます。木全体が桜色に包まれるのは確かにインパクトがありますね。地上に降りた桜色の雲にも見えます。
さて4月3日から北千住屋上菜園も新年度を迎えました。
今年度北千住ルミネで取り組んでいこうとしているテーマは以下5つです。
1.スイカ(小玉)の立体栽培と大玉スイカのマンション(垂直栽培)です。
・・・面積の狭いところに適した栽培方法です。
新年度の野菜の目玉はスイカとしました。チャレンジです。
2.土壌分析を定期的にきめ細かく行い、PH調整、施肥設計を
測定数値をベースに行っていく。日照測定、糖度分析も
段階的に行っていく。
・・・北千住ルミネで最初に野菜栽培を開始したのは2006年夏でした。
既に約3年となります。いろいろな野菜をつくってきました。
3.作業の効率化を計る。簡単な作業機器の開発を進める。
4.有機栽培で野菜を育てる。特に虫を忌避させるやり方の導入。
5.実験的栽培を毎年一つの野菜に絞って行う。
・・・新年度は里芋の実験栽培をします。
野菜栽培は続ければ続ける程面白くなってきます。それだけ奥が深いということでしょう。
そしてルーフソイルは芝生による緑化のために開発されたようですが、ルーフソイルの本当の実力は野菜栽培の土俵で発揮されるように思います。これは北千住ルミネの屋上でルーフソイルを使ってきた私の実感です。
勿論、ルーフソイル以外の土で野菜を栽培されている方もいますし、それはそれで成果を上げていますので、今後とも情報交換をしながら、東京23区に少しでも人工地盤上の農地を増やしていければと願っています。
農地を増やす⇒栽培者を増やす⇒自給率アップ+コミュニティづくり
星火燎原。小さな運動がきっと大きな市民運動となると夢見ています。
最後に有名な桜にまつわる金井 直の詩をちょっと長いのですが、引用します。
「散る日」
さくらの花が散る 惜しげもなく己を捨てるすばらしさ
うれい顔がそれを眺める いま見たときから散りはじめ
たようなはなやかさを
見ているあいだに散り果ててしまいそうな風情
こんなにゆたかな心がどこにあろう 誰にも見られない
うちから散っているのだ
そしてまた 落花に酔った者たちが去ったのちも
さいはてにむかって散りつづけているのだ
咲いている桜だけではなく、散っていく桜も心に留めておきたい季節です。
阿部










