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屋上菜園 徒然草 4月14日

今年は天候も温暖で、花を散らすような無情の風も吹かず、桜の花を十分に楽しむことができました。そして今、八重桜が満開の花を咲かせています。桜が終わるといよいよ初夏に向かいます。

屋上菜園も忙しくなってきました。

今年の初夏、大いに期待しているのはイチゴです。このイチゴはベルルージュという品種で寒冷地向けの「盛岡16号」にかわる品種です。
以下のような品質面の特徴があります。

1.良果平均果重は11.7g
2.円錐形で揃いが非常に良い
3.鮮紅色で美しい
4.光沢が非常に強い
5.非常に香りがよい

病害抵抗性については「宝交早生」より萎黄病、うどんこ病、灰色かび病に強いとされています。また適作型は露地栽培ですので、屋上菜園にはもってこいの品種かもしれません。

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昨年春定植し、赤い実をつけた時には、爽やかで甘い何とも言えない素晴らしい香りがしました。

昨年のイチゴの収穫は40株で約250粒でした。収穫後リード(ランナーとも言います)を取って増やしたところ、5倍以上になりました。4月7日に株数を数えたところ267株ありました。これには親株も入っています。

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単純に株数で計算しますと今年は1000個以上のイチゴが取れそうですが、昨年に比べ花の数がずっと多いので2000粒以上が期待できるのではないかと、今から楽しみにしています。

因みに1株当たりの花の数(蕾、開花中、開花後結実に向かっているものを合計して)は7株でデータをとったところ平均25、ありました。
着果数の歩留まりを考慮しても、ひょっとすると3000粒を越えるかもしれません。

「とちおとめ」ならぬ「千住おとめ」とネーミングしたいところです。

収穫は4月末から5月中旬にかけて、と予想しています。
普通ではなかなか楽しむことのできないイチゴの香り漂う北千住屋上菜園になりそうです
そうそう、ブルーベリーの花の奥ゆかしい香りも忘れてはならないでしょう。

屋上は露地と異なり、日照時間が長いのでしょうか、ジャガイモが元気に芽を出しました。露地に比べやはり発芽が一週間ほど早い、と言えそうです。

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今屋上はイチゴ、ブルーベリー、ジャガイモ、たまねぎの4種類です。
これから5月の中旬迄に、スイカ、小玉スイカ、トウモロコシ、枝豆を定植します。目下苗を仕立てているところです。

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ブルーベリーの花花花


4月から女性が屋上菜園の作業に参加してくださっています。女性が加わってくださると、作業が一層楽しくなります。
そして菜園のイメージも変わります。


菜の花や 月は東に 日は西に  (蕪村)

私は自宅の近くに畑を借りて、土日畑仕事をしていますが、本当に日が長くなりました。夕方6時半ぐらいまでは作業ができます。蕪村の俳句のような光景はしばしば見たことがあります。月の大きな橙色と菜の花の黄色がとても印象的でした。

作業の手を休め、背中を伸ばして西空の彼方に残る夕焼け雲を眺め、夕べの風に吹かれていますと「三昧」という言葉を思い出します。三昧とは何かに集中してやっているときに、何に集中しているのかさえ忘れられる、ということのようですが、自分が自然という美しく、命溢れる絵の中に溶け込んで、そして立っているかのように感じます。

農作業は煩悩を一時でも忘れさせてくれる楽しい修行のひとつなのかもしれません。

阿部

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