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屋上菜園 徒然草 11月13日

日没時刻が早くなり、夕方5時を過ぎると辺りはすっかり暗くなります。
12月22日の冬至は北半球では昼が最も短く、夜が最も長い日で、> この日を境に昼が長くなり、そして春を迎えます。

ある説によると、クリスマスが25日となっているのは、その日を境に夜が短くなり 昼が長くなる転換点としての意味がある、といいます。つまり闇から光への転換ということで、光の宗教であるキリスト教にマッチしていると言うわけです。

それはさておき、最近感じることですが、屋上菜園に関心を持つ人が増えてきました。

例えば北千住の屋上菜園を見学された方達が異口同音に言われることは
「屋上でもこんなに野菜ができるんですね。驚きました」

DSC03427.JPG<菜園の様子をチェックする筆者>


裏返して言えば、まだまだ屋上菜園を知らない人達が大半だということではないでしょうか。大江戸野菜研究会として、マスコミも含めもっともっと情報発信していく必要を感じます。

既に屋上菜園・緑化された現場をいわばショウルームのように使わせて頂き、一人でも多くの方達に見て頂くと良いのではないでしょうか。
「百聞は一見にしかず」です。

因みに「ショウルーム」というのも一つのビジネスモデルです。見て頂くためには屋上菜園にしても、屋上緑化にしてもメンテナンスがキチンとなされていることです。荒れた菜園、裸地、雑草が目立つような芝生緑化ではかえって逆効果になります。

屋上緑化、菜園施工は今後受注のために業者間での価格競争が一層厳しくなっていくでしょうが、メンテナンスに皺寄せが行くようでは自分で自分の首を絞めることになりかねません。メンテナンスにはそれ相当のコストがかかります。如何にコストを合理的に下げながら一方で施主にとっての屋上菜園、緑化の付加価値を上げていくか、そしてモチベーション維持・向上を図っていくか。コストダウン、付加価値、モチベーションアップの総合的提案力と実行力が、今後の加速的普及のためには必須条件となるのではないでしょうか。

個人の場合でも、商業ビル、オフイスビルなど業務関係の施主、いずれに対しても言えることだと思います。特に日本人は熱しやすく醒めやすいという傾向を強く持っていますから。

当研究会のもう一つの目的は「都市部への農業・野菜づくりの普及と食育の推進」です。

現在都市近郊地域では農地の切り売り、減少が続いています。私の知人の試算では30㎡あたり年間20万円以上の収入がその農地から上がれば何とか食い止められるが、現状では残念ながら一般的な農産物生産では30㎡あたり3~4万円が精一杯ということです。
思い切った発想の転換、新しいコンセプトの導入、収入を5倍以上にするような強力なビジネスモデル構築が必要とされる由縁です。

最近江戸野菜、地野菜の栽培に取り組んでいる人、グループとの交流を始めています。大江戸野菜研究会は江戸時代の地産地消をモデルとして都内の屋上、人工地盤を緑化・菜園化することを目指し、直接的には江戸野菜、地野菜を取り扱ってきませんでしたが、縁があり、そのような活動に熱心に取り組んでいる人、グループと出会うことができました。今後江戸野菜の栽培も提案できそうです。

そのためにも固有種の種を守って来られた農家の方達、また農業試験場の方達とのタイアップを進めていきたいと思います。乞うご期待、です。

8日(土)東京農工大の学園祭に行きました。それぞれの研究室の学生さん達の研究課題が発表されていました。興味深いテーマがいくつかありました。一方模擬店というか食べ物を売る売店の多さにはびっくりしました。用意した食材を残しはしないかと余計な心配をしましたが、若い人達との交流は楽しいものです。黒米を買い、利き野菜をしました。

藁塚に一つの強き棒挿され   (平畑 静塔)

阿部

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